【リーダーシップの評価】タイムラグをどう埋めるか?

エッセイ
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ぼくはカープファン!

私は広島県出身でもあり、野球はカープ一筋で育ってきました。

隆象
隆象

結果が出なければ、ファンが監督のことをメチャクチャに言うのが、カープファンでもある(笑)

どういうプロセスを経て、ファンになっていくのか

例えば1人の有名なロックミュージシャンがいるとします。その人が演奏しているYouTubeをたまたま観て、ファンになることもあるでしょう。

一方で、親がファンだから、とかそのグループが全員推しているから、ということでファンになることもあります。

ぼくの場合は、親がカープファンということで、自動的にカープファンになっていました。親は、カープが勝てば機嫌がよく、そうでなければ機嫌が悪い。広島あるあるかもしれませんが、まるで自分が監督になったかのように、テレビ観戦をするのですよね。いつも文句を言いながら観戦している光景を目の当たりにしてきました。

そういうわけですから、目は肥えてくる。カープ球団ということもあって、練習が好きで、機動力野球で、決してカネをかけまくって育った選手をとってくるような球団ではない。原石を磨き、その選手を育てていくスタイルなのです。

このブログを執筆している時点、つまり2024年7月現在で、カープは首位にいます。新井さんという、選手時代に人気のあった人が監督をやっています。

6年間優勝がありませんから、そろそろ待ち望んでいる、と言えますね。

6年前は、3年連続でセ・リーグのペナントレースで優勝していましたから、ファンとしては待ち焦がれています。

その3連覇時代、監督は緒方さんでした。彼が黒田さんや新井さんといったレジェンドを集め、菊池選手や丸選手、田中広輔選手といった、「タナキクマル」を覚醒させたのです。抑えも安定していましたし、要は若手、中堅、ベテランの役割がきっちりとハマったのです。

だから、緒方監督は、名将の位置づけだと思います。

ですが一方で、緒方監督の前任の野村謙二郎監督時代に「育成」をしていたからこそ、緒方監督時代にそれが花開いた、とも言えるのです。

ですから、名将だったかどうかは、判断軸によって変わるのではないか、というのが私の意見ですね。

どれだけファンから酷評されていても、嫌われていても、実はその時代に育った選手が必ずいて、数年後に優勝のための重要な選手になっている。そういうことが、かなり多いです。

育てることに長けている監督もいれば、育った選手を鼓舞し、一つにまとめるのがうまい監督もいる。

人によってその特徴は異なります。

ここで問題になるのは、「自分のやったこと」が「結果」になるまでに、ずいぶんとタイムラグがあること、です。

その監督が優勝したからと言って、本当にすべての分野で優れている名将とは限りませんし、優勝を逃したからあるいは最下位に沈んだからと言って愚将だとも言えない。私はそのように思っているんですよね。

隆象
隆象

いま実行したことが、すぐに結果になって表れることって実は少ないんだよなぁ…。

タイムラグをどう捉えるべきか?

リーダーシップという観点において、タイムラグをどう捉えていくべきか。

このテーマはとても深く、過去においてもこのタイムラグをうまくこなせていない事例が多くあります。

したがって、簡単な問題とは言えないです。

しかしながら、これに立ち向かっていく必要があります。
リーダーシップ以外においても、例えば、種を蒔いて芽が出るまでにタイムラグが発生した場合を考えてみます。

種を蒔いた。毎日水をやった。来る日も来る日も水をやった。ようやく3ヶ月して芽が出た。

そのような場合、種を蒔いてから実際に芽が出るまで、モチベーションを保つのに非常に苦労します。わたしたちのビジネスもまさにそのようなところがあるのです。

では、そのタイムラグがある間に、どのように振る舞えばよいのでしょうか?

私は、以下のように考えてみました。

タイムラグが発生することを周知させる

タイムラグが発生することを事前に考慮することが、大変重要だと思います。

例えば、店の売上がよくない状態が続いたとします。
売上というのは、最終的に上がるものであって、いろんな戦略や考え方が組み合わさって、実行して初めて上がってくるものかもしれません。
しかも最初は目立った数字の変化はないかもしれませんね。

そういうことを事前に知っておくことが必要だと思います。

売上が悪いと必要以上に不安になったり、他人にあたったり、短絡的な施策に走ったりします。
ですが、それでは根本的な解決になっていませんよね。
ですから、売上がそんなに急に回復することなどありえない、ということを自分と自分以外の組織メンバーに周知していくことが大切だと思います。

VISIONを語る

VISIONを語ることも、大切だと思います。

「確かに今、まだまだ実力的には不足しているけど、将来きっと〇〇になる!」

というように、将来について、イメージできるほど鮮明にVISIONを描き切ること。
これも非常に大切だと思います。
リーダーの責務は、タイムラグ中の不安を拭いきることなのです。
ですから、信じ切ったVISIONを語り切って、不安の中、実行まで至らせることが大切です。

効果が出やすいものから着手する

タイムラグをコントロールし、リーダーシップを発揮する3つ目のポイントは、「効果が出やすいものまで分解し、着手すること」です。

「クイックヒット」とか「アーリーサクセス」とか言ったりしますね。

売上の話で言えば、KGIとしての売上をKPI化していく。

例えば、店舗経営で言えば、売上というのはすぐには上がらず、タイムラグが発生しているけれど、DMを出すこと、サンプリングすることなどは比較的すぐに数字に反映されやすい。

最終的なゴールを見据えたうえで、逆算して細かくプロセス化することで、今どこまで進んでいるのか、は知ることができます。人間のモチベーション論に、Feedbackをすることでそれが上がることが証明されていますから、細分化したうえで、クイックヒット(アーリーサクセス)を狙うことは、有効と言えるでしょう。

今日の書斎

ただ、人間は非合理な生き物ですから、いくらタイムラグが発生するからとか、細分化して云々、といったところで、やっぱり心の納得感がいちばん大切なんですよね。
そのときに、タイムラグをみんなで乗り切る、つまりみんなでシェアしながら仲間のために、やり切るようにもっていくことが大切だと思います。

人柄も重要だと思います。

「あなたがそう言うなら」というような感じになると思うのですよね。

とすれば、その発言がちゃんとリスクを取ったものかどうか、ですね。

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