リモートワークが少なくなって、実際に人に会って、
場所を共有しながら仕事をするようになってきました。
通勤中、電車の中でやることといえば、スマホですね。
90%を超える人が、利用しているということです。
ゲームしたり、ググったり、返信したり、Kindleで本を読んだり。
人間は基本的にヒマ。
一人ひとりの暇な時間というのは、
集めることができればものすごい市場ですね。
時間は資源ですから。
確かにその時間をSNSやゲームの会社にささげてもいいのですが、
一方で、その貴重な時間を自分のために使ってみる、
ということをしてもいいのではないかと思っています。
ではどうすれば、貴重な時間を自分のために使えるのか。
記してみたいと思います!
抗っても、どうにもならない
決意する。
痩せるぞ。運動するぞ。毎日日記書くぞ。
確かに失敗したさ。何度も失敗したさ。
決意の数-1=失敗の数
確かに成り立つ。
決意する数が多いということは、それだけ挫折し、失敗したことの証左だ。
でも、今度こそずっと続ける!
決意したときが一番テンションが上がっているとき。
購入した直後が一番大切。
積読はもういやだ。
決意は、続かない。
テンションは、続かない。
意思の問題では、ない。
本当にそう思う。
人間は言い訳がうまい。
よし!休肝日を設けよう!
今日は、飲まないぞ。昨日けっこうのんだし、来月、健康診断があるし。
でも、、、
美味しそうな料理が出てくる。妻が腕によりをかけて作った料理。
決意したその日に限って、大好物の餃子。
たしか、、あるはず、、
紹興酒!!
確認するだけ。あるかどうか見るだけ。
あった!紹興酒があった。
残り四分の一くらいか。
あとちょっとだし、カラにする?
餃子だよ?
妻も多分飲みたいだろうし。
決意が決壊する。決意したその日が一番壊れにくいのに。
どうしてこうも簡単に、壁を超えてくるのか。
いろんな本を読んだが、やはりおんなじことが書いてある。
「抵抗できない」ということ。
「無理だ」ということ。
どうやら無理らしい。
意思の力だけで、習慣を作り、それを続けること。
悪習を断ち、それを続けること。
そんなことは、無理ゲーらしいんです。
じゃあ、どうするのか。
どうしてもSNSをやってしまう。
動画を觀てしまう。
ゲームをやってしまう。
Twitter(X)で、誰かが何かを発信している。
誹謗中傷がある。
有益ではない、むしろ有害な情報が氾濫している。
それにどう対処していくのか。
習慣の力
『ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣』
という本を読んだ。
なにかのきっかけがあって、欲求が生まれ、反応が出て、報酬がもらえる。
そのループだそうだ。
習慣化する。逆に悪習を断つ。
これらができるようになればよい。
この本によると、習慣を形成していくには、
- はっきりさせる
- 魅力的にする
- 易しくする
- 満足できるものにする
ということをやる。
逆に、悪習を断つには、
- 見えないようにする
- つまらなくする
- 難しくする
- 満足できないものにする
ということだ。
詳しくは書籍を購入し、読んでいただければと思う。
ドーパミンという物質が、人を中毒にさせる。
だから、それをどう味方につけるか、ということだ。
情報に対処するには?
情報が氾濫している。
情報洪水時代だと、表現することもある。
そういう時代に、いかに対応していけるか。
私は、情報を発信しているのが誰か、を考えることを勧めてみたい。
「今の時代、〇〇をやらないやつはバカだ」
と発信している人がいるとする。
それを受けて、
「わ!バカになりたくない!だから〇〇しよう!」
という反応になる。
これは、私はあまりよくない反応だと思っている。
反応が単純すぎて、騙されやすいと思うからだ。
そういうふうに短絡的に反応するのではなくて、ちょっと考えてみること。
それが、「誰が情報を発信しているか?」を考えてみることだ。
例えば、インフルエンサー。
インフルエンサーは、なぜ情報を発信しているか?
それは、人に影響を与えたいからである。
ではなぜ、人に影響を与えたいか。
それは、広告だからだ。
広告収入が見え隠れする。
報道も、ニュースも基本的には同じである。
発信する人には狙いがある。
発信を受ける人に影響を与えたいから、それをするのだ。
そこをまず分かることが、大切だと思う。
そのうえで、どう反応していくか。
情報を自分に影響させること。
これが私の結論である。
情報は、そのまま受け取ってしまえば、相手に影響されてしまう。
そうではなくて、自分に影響させるように、加工すること。
これが極めて大切ではないか。
例えば、不安を煽ってくるような情報を目にしたとする。
「今、投資しないと、将来年金がもらえなくなるので、生きていけなくなりますよ」
というようなものだ。
「わぁ、そうだそうだ。だから投資しよう!」
というのは、相手に影響されており、 短絡的である。
そうではなくて、以下のように考えてみる。
「年金がもらえなくなることは、たしかにそうだ。だがだからといって、
投資しなくてもよいのではないか?投資する以外にも年金への対処はできるのではないか?」
「投資の勉強をする、いいチャンスにしよう。そのうえで、今回の情報が使えるなら、使おう」
「確かに投資も重要だが、他にやるべきこと、やりたいことがある。
それをやってから、でいいのではないか?」
などである。
要は、その情報が『自分にとって』有益か、を考える。
情報発信者が影響させたいことがある。
そうではなくて、自分を中心に考える。
自分にとって有益かどうか。
無益、あるいは有害ならば、全く耳に入れない。
そういう姿勢が大切である。
氾濫しているときに、大切なことは、軸を持って、芯を持って、
ブレずに経ち続けることである。
SNSを見れば、キラキラした日常を投稿していたりします。
誹謗中傷や有害な情報が溢れていますね。
なぜキラキラした日常を投稿したいか。
なぜ誹謗中傷を発信したいか。
人間であるがゆえに、弱いのですよね。
弱いから、人に承認してもらいたいし、攻撃は最大の防御、ですから相手を攻撃してしまう。
そこがわかれば、まぁ、やり過ごせるのだとは思います。
自身をしっかりもって、身近のいちばん大切な人からの情報を大切にする。
そういうことも大事じゃないかって思います。