いやぁ〜〜、暑いですね!!
ということで、写真はアイスコーヒーですが(笑)、
冷たい飲み物とはどういうことなのか、書いてみたいと思います!
冷たいお茶とは?
問題提起
冷たい飲み物!?
そりゃ、氷のたくさん入ったキンキンに冷えた飲み物のことでしょ!
たしかにそのとおりです。温度、ということで言えば、限りなく0℃に近い飲み物を冷たいお茶、というのですよね。
でも、冷たいっていうのを「冷たく感じる」という表現に書き換えてみるとどうでしょうか?
こんなことがありました!
最近、朝から暑いです!私の仕事はずっと自宅でできるという仕事でもありませんから、会社に行ったり店頭に出向いたりして、外を歩くこともけっこうあります。
で、うだるような暑さの中、駅まで歩いている時に、大工さんを目撃しました。
その方はちょうど休憩のようで、日陰で休んでおられました。
その光景をみたときに、ハッと思い出したことがありました。
それは以下のようなことです。
ぼくが家にいる時、たまにどこかの業者の人が、浴槽の工事をしていました。
やはり暑い中、ずっと作業されていました。
基本的に遠慮されるので、どんなに暑くても「空調の温度を下げろ」なんてことはいえない。
また、工事する場所はその空調が効かない場所のことだってある。
そういう環境で作業をされるってことはよくありますよね。
その方も例外ではなく、環境的に厳しい場所で作業をされていました。
で、1時間2時間と作業をされる時に、やはり劣悪な環境の中、頑張ってもらっているわけですよね。
その方への申し訳なさとありがたさから、ちょっとでも休んでもらおうと、お茶菓子を用意することがあったのですよね。
恐縮されてお受けいただけない方もおられるのですが、その時に、めちゃくちゃ冷えた飲み物を出そうとするじゃないですか。とりあえず氷を入れて。
で、やっぱりそういうのが本当に冷えた飲み物なのかな、と。
だって、そこに温度を超えた「冷えてくれ!」という気持ちが入っているから。
そこに入った氷は、氷点下まで温度を下げてくれそうですよね。
ぼくも猛暑の中、家に帰ったときに、妻からめっちゃ冷えた氷を出されたら、逆に
「はい、完璧です。嬉しいです。愛してます。むしろ冷えてなくても冷えてると思い込みます。思い込まさせて下さい!」
って感じになると思うんですよね。
冷えているかどうかは、その人が感じるのであって、そこに氷以外の何かが入れば、もっともっと冷えた飲み物になると思うのです。
そういう意味で相手に対して喜んでもらおうとすることは、飲み物の温度にまで影響する、ということだと思います。
気持ちを入れることが大切!
いずれにしても、気持ちをいれることが大切です。押し込む感覚。
何かを販売する時。そのお客様のことを思って、ぐっと押し込んでいく。自分が信じているその商品を、その人に絶対に合うと思って紹介する。押し込んでいく。
そういうことって、おそらくリアルな空間でしかできないことだったりするのですよね。
例えば冷たい飲み物の例。
その人のことを思って、ちょっとでも冷やして休めてもらおうとすれば、氷もちょっと大きめのものにするかもしれませんし、出す器も、涼しげな色のものを使うのではないでしょうか。
リアルに目の前に人がいれば、そうするのですよね。
リアルでなければ、ちょっとサボっちゃうところがある。
どうせ見えてないし、とかで。
わざわざ手間をかけること。
相手に喜んでもらおうとすること。
これが対人関係の基本だと思っています。
目の前の相手、だけでいいんですよ。
人間同士のつながり、思いやり、相手に喜んでもらおうとすること。これがあれば、猛暑も涼しくなるように思います。
余裕がない時は、どうしても相手のことより自分の方にベクトルが向いてしまいます。
でも、そういうときこそ、ちょっと立ち止まって、あなたのそばにいる大切な人のことを喜ばせてみてください。
そうすると、すずしく柔らかいそよ風が、すぅーっとあなたに差し込んでくるのだと思います。